深夜にXbox360をフレンドとプレイする際、家族に迷惑をかけないようテレビの音量を落として小さな声でボイスチャットを行う方もいらっしゃるかと思います。
テレビの音声出力にヘッドホンを用いると、ボイスチャットのヘッドセットは頭に掛けられません。
逆にヘッドセットを着けたら、今度はヘッドホンが着けられなくなりますので、どうしてもテレビの音量を落としてプレイせざるを得なくなることでしょう。
ボイスチャットとゲームの音声出力ができるヘッドセットがあれば、音量大でゲームをプレイすることができます。
それを実現させるコンバータが販売されていますので、この記事にて紹介します。
ヘッドセットへテレビの音声を出力させる必要はなく、ボイスチャット時の雑音等を軽減されたい方は、別記事【Xbox360 ヘッドセット】ボイスチャットのノイズ、音切れを解消させるためにをご参照下さいまし。
SteelSeries X-BOX Headset Connecter
上図のコンバータを用いると、「スピーカーピン」と「マイクピン」の付いたヘッドセットを接続することができます。
ヘッドセットのスピーカーにテレビの音声と相手の声を出力させることができ、もちろんマイクでボイスチャットもできます。
つまり、「コンバータ + ヘッドセット」の組み合わせで、家族に迷惑をかけずに音量大でゲームをプレイできます。
このコンバータに接続できるヘッドセットは、3.5mmミニプラグの「スピーカーピン(緑)」と「マイクピン(ピンク)」の製品です。
なので、そのピンの付いたヘッドセットを別途用意しましょう。
MS純正のヘッドセットや、USB型のヘッドセットは接続できません。
また、ケーブルの長さは3mです。
この長さだと、テレビと自分との距離に余裕があり、近距離でプレイするよりかは目が悪くなりません。
使用方法と設定
ミニプラグをテレビに、コンバータをXbox360のコントローラーに、そしてスピーカーピンとマイクピンをコンバータに差し込みます。
これにより、一つのヘッドセットでテレビと相手の声を出力、そして自分の声を入力できます。
そして、Xbox360の「ボイス設定」を行います。
- コントローラー中央のXboxボタン
- 設定
- プレイ環境設定
- ボイスの設定
- ボイス出力の「スピーカー」をチェック
ボイス出力を「スピーカー」にしないと、相手の声が聞こえません。
また、チャット時に相手の声が小さいと感じたら、「ゲームの音量」を低く、「ボイスの音量」を高くさせましょう。
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ところで、どのヘッドセットが好ましいのか
話はそれますが、Xbox360専用の公式ヘッドセットはかなり安っぽい作りのため、私の場合、このヘッドセットを使っていたら外人さんから「うるさい(noisy)」と言われましたので、やむなく別のワイヤレスヘッドセットを使用したことが過去にありました。
おそらくノイズに関するほとんどの原因は公式ヘッドセットにあるかと思われます。
しかし、他社のしっかりしたヘッドセットを使用すると、その症状はかなり軽減させることができますし、大きな声を出さなくてもしっかり自分の声を拾ってくれます(逆に考えると、MS純正ヘッドセットはコストを安くするためマイクの感度を低くし、自分以外の外部音声を拾いにくくしているかと)。
できればノイズキャンセラーの付いたマイクと音質の良いスピーカーの、オーディオメーカーが開発したヘッドセットが好ましいです。
ボイスチャット用ならばスピーカーの音質はそんなに求めなくとも良いのですが、加えてゲームの音声を聞くのならば、それなりに良いヘッドセットが良いかと思います。
また、ヘッドホンは1時間程度かそれ以上使用して完全に通電させたときに、本当の実力が発揮されます。
私が推奨するヘッドセットの条件
- できるだけ自分の声のみを拾うマイクであること
テレビや周りの音声をあまり拾わないマイク
「無指向性」マイクではなく、「単一指向性」マイク(ノイズキャンセル)のものが良い- 耳へのフィット感が良いこと
- 4,000円以上の価格であること
500円〜2,000円のヘッドセットを5個くらい購入して使用してみたところ、マイクが様々な音声を拾ってしまうので使いものにならなかった
また、ボイスチャット以外にもテレビの音声も出力するため、4,000円以上の音質のよいヘッドセットが好ましいかと
パーフェクトな性能を求めると、少なくとも1万円以上のヘッドセットを用意しないとなりません。
ボイスチャットにそこまでお金を出すのもどうかと思うので、私、そこそこのお値段からそれなりのお値段のヘッドセットを購入し、フレンドに手伝ってもらい、どれが良いのかを検証してみました。
2,000円〜3,000円
SANWA SUPPLY MM-HSUSB14GY USB対応ヘッドセット
廉価なヘッドセットならば、上図のヘッドセットが良いかな?と思います。
もちろん2,000円程度のヘッドセットなので、マイクのノイズキャンセリング性能がそれほど高くなく、スピーカーも相手の声がややぼやけていたりします(2,000円クラスだと当たり前ですが)。
また、耳パットは薄い合皮が付いていて、半年もしたらポロポロ剥がれ落ち、スポンジ部分が見えてしまいそうに思いました。
充電器は何ですか
それでも私がこのヘッドセットを紹介したのは、ケーブルがXbox360コントローラーと頭の距離からしてすごく調度良い長さ(1.5m)だったことと、USBに変換できるコネクタが付属していることと、フレームに薄くラバーコーティングされてあり頭からずれにくいことと、日本のメーカーが作ったので日本人の頭にフィットするサイズだからです。
2,000円程度のアナログヘッドセットにしては、なんとなくたぶん、最も条件が良い製品なんじゃないかな?って思いました。
あまり多くを望まない方・価格の安いヘッドセットでよいとお考えの方は、このヘッドセットで手を打っておくのもよいかと。
4,000円〜5,000円
ゼンハイザー PC131
マイクのノイズキャンセリングは良好。
ケーブルの長さは3m。
スピーカーの音声は全体的に平坦で、高価なものと比べそれほど迫力がないものの、それだけにすっきりしたゲームの音声を聞くことができます。
海外のオーディオメーカーの製品なので、頭の大きい方は少し耳が痛くなる場合もあります(日本人は欧米人より頭が大きい)が、慣れたらさほど痛くなくなるはずです。
Amazonにおけるレビュー評価も高いですよ。
7,000円〜8,000円
オーディオテクニカ ATH-770COM
(製品HP)
このヘッドセットは、私が一番おすすめしたい製品です。
1万円以下のヘッドセットならば、おそらくこの製品以上のものはないんじゃないかな?
耳を覆う密閉型のヘッドセットで、コンパクトなサイズとの印象を抱きました。
スピーカーは迫力のある音で鳴らしてくれ、テレビのスピーカーでは聞こえないゲームの微細な音も拾ってくれます。
少し具体的に言うと、全体的に低音域(ドーン、ズーンの類、爆発音だとか)が強調されており、やや上品で広がりがあります。
ゆえに映画・ゲーム向きのヘッドホンです。
中音域(人の声域)も強調されてあり、聞き取りやすい。低音寄りの音声です。
ケーブル(2m)はやや太く、イスの車輪に押しつぶされても、誤って強く引っ張っても、ケーブル内部の金属がちぎれたりしなさそうです。
マイクはノイズキャンセリングが良好で、外部の音声がかなりの大音量でも人の声域以外はさほど拾いませんでした。
ヘッドセットの大半はスピーカーが安いため、AVアンプ等に接続しても音声がさほどチューニングされないものですが、このヘッドセットはちゃんとチューニングして出力されます。
私が買ったものの中で、マイク部・ヘッドホン部合わせて最も良かった。
マイナス面を言いますと、スピーカー部は密閉型の耳を覆うタイプなので自分の声が聞き取りにくくなり、自分の声が小さいと、自分が相手に何を喋っているのか分からなくなることがあります。
また、耳パットは多少厚い合皮なので夏は蒸れます。
どうすれば調整を配線しない
このマイナス面さえ気にならなければ、とってもおすすめできる、コストパフォーマンスの高いヘッドセットです。
自分の声が聞き取りにくい場合は、右スピーカーのパッドを右耳の後ろに置いたり、右耳の穴を塞がぬよう耳パッドを少し上に上げるよう調節すれば大丈夫でしょう(左スピーカーと右スピーカーの間の幅を調節できる部分があり、それを短くする)。
ゼンハイザー PC161
マイクのノイズキャンセリングは良好。
2つ上で紹介した同社のPC131より若干ノイズキャンセラーの性能が高いとの印象です。
低音(たとえば爆発音)が強調される作りなので、音声に迫力があります。
私はMS純正ヘッドセットがあまりにも性能が低いから使いたくなく、ボイスチャットのみの用途で他社のヘッドセットを使用しているのですが、そのヘッドセットがこの製品です(上のコンバータとは別のコンバータを使用、ゲーム音声はAVアンプのスピーカーで聞いているため、密閉型ではないヘッドセットを選んだ)。
ケーブルの長さは3mと長いので、テープを巻いて半分の長さで使うと良いでしょう。
ケーブルは8,000円のヘッドセットにしては細いので、踏んづけてケーブルを引っ張ったり椅子のローラーの下敷きにならぬよう、多少気をつけています。
ちなみに、「テレビの音声 + ボイスチャット」の
ヘッドセットもあります、が・・・
(HORI ステレオヘッドセットEX)
上図のヘッドセットは、コンバータ不要でテレビの音声出力とボイスチャットができる製品です。
が、コレを使用しているフレンド曰く、「ワイヤレスコントローラーを有線にすると(プレイ&チャージキットを用いる)、ノイズが乗ってうるさい、ほんとゴミ、5,000円くらいで買った」って言ってました。
SteelSeries Spectrum Audio Mixer 50008
(上で詳しく説明したヘッドセットコンバータの上位版)
この製品は、上で詳しく説明したヘッドセットコンバータの上位版です。
ちょっと値段が高めですので、下記の特徴が気に入った方のみ購入されるとよいでしょう。
- 「ボイス音量(チャット)」と「ゲーム音量」の調節が、別々に、手元でできる
(コンバータ本体の左右側面にあるダイヤルで調節)- マイクのON/OFFをすぐに切り替えられる
(コンバータ正面の大きなスイッチでON/OFF)- 「LiveMix」機能をONにすれば、ボイスチャットで誰かが話している間、自動的にゲーム音声が小さくなり、ボイス音声が大きくなる
ゲームの爆発音でチャットの音声が、かき消されることがなくなる
(コンバータ裏面のスイッチでON/OFF)
チャットにおけるボイス出力は、デフォルトで設定されている【ヘッドセット】です。
上で書いた【「設定」から「ボイス出力」の「スピーカー」をチェック】する手順は不要です。
その他の仕様は、上で詳しく解説したコンバータと大体同じです。
注意
この機器と有線コントローラーをXbox360に接続しますと、ヘッドホンからノイズが「ビィー」と鳴ります。わりと耳障りでした。
ワイヤレスコントローラーを使用しても確かにノイズは乗りますが、そこまで気にならない程度でした。また、この機器と冷却クーラーをXbox360に接続しますと、同じくヘッドホンからノイズが「ボー」と鳴ります。同じく耳障りです。
こちらは有線・無線コントローラーでも同様で、有線だと「ビィー」と「ボー」が合わさって鳴ります。なので、有線コントローラーか冷却クーラーを使用される方は、この機器ではなく一つ上で紹介したコンバータの使用をおすすめします。
そして実際に使ってみると、手元で「ボイス音量」と「ゲームの音量」の調節(ミュートも可能)ができるのは、わりと便利なんだなぁ、って思いました。
相手の声が聞き取りにくいときには、すぐにボイスの音量だけを手元で上げられたり、ゲームの音がうるさいときには、ボイス音量はそのままで、すぐにゲームの音量だけを手元で下げることができます。
「ボイス音量」や「ゲーム音量」はXbox360の「設定」で変更可能ですが、その画面に移行する手間がかかります。
ケーブルの長さは約3.7m。そこそこ太いですよ。
そのうちの約0.9mは、「3.5mmステレオミニプラグ(ヘッドホンプラグ)」と「USB端子」のある二股の細いケーブルです。
「USB端子のケーブル」はXbox360に接続します。
接続しないと音が出ません。
「3.5mm ステレオミニプラグ(ヘッドホンプラグ)」はテレビに接続します。
多くの場合、テレビに接続するためにミニプラグを用いると思いますが、付属品に「RCA(赤・白)」へ変換するアダプタがありますので、別途それを購入されなくともAVアンプ等にも接続できます。
「USB端子のケーブル」と「ミニプラグのケーブル」は二股になっています。
そのケーブルの長さは合わせて約1.8mです。
その距離の間にテレビとXbox360本体があるようしてください。
この2つのプラグは接続必須です。
その他Xbox360関連の記事
私がこの記事の投稿前後に書きましたXbox360関係の記事は下記リンクにあります。
期限の切れた記事もありますが、もし興味がありましたら見てやってくださいまし。
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